遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

われは両手を広げていたり(院試日記 18,19日目)

昨日はなぜか昼まで寝てしまい、そのまま何も生み出すことなく1日を終えてしまった。ADPとATPをなんか色々する活動を体内で行っていただけの生き物と化していた。反省。

 

そういうわけで昨日は勉強がろくに進まなかった免罪符というわけではないが、改めて院試までの日程を確認していた。4か月弱。滅茶苦茶長いわけではないが、焦りすぎることもないように思えた。まだカレンダーを4回めくれると思うとやるべきことを着実にやるだけの時間はある、と心配が少し和らぐ気がしたのだ。尤も自分は勉強で一番好きなのは計画を立てること、レポートで一番好きなことは参考文献リストにタイトルを並べることという、夏休み前の小学生みたいな奴なので実行に移せるか否かが問題ではある。

 

今日から1週間ほどは発表準備でいろいろ忙しいので院試関連は少々優先順位が低めにはなる。もっと前から用意しとけという話ではあるのだが、コロナで図書の入手が遅れたのも事実なので仕方がない。更に扱うテーマがそんなに有名ではないせいでモノグラフやらカタログレゾネやらが入手困難である。春先に探しておくんだった。

そんな中でも1冊論集が安く買えたので振込のために外に出た。もう暑いので麦わら帽子を解禁した。麦わら帽子は涼しげで良いのだが、いかんせん軽いためちょっとの風で飛びそうなのが難点である。それを少しでも避けようと15度ほど下を向きながら歩く。さながら小笠原流礼法である。

麦わら帽をかぶっていてもぼくは大海ほどの広い世界を知らず、それだのにドイツの美術を研究している。それもおかしな話だが今は文献をしっかり読んで今後の糧とするほかないのだろう。

 

今日の記録(5/27)

研究関係 5h

独文予習 1.5h

計 6.5h