遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

急行妙高(風)をつくろう その1

年が明けて1週間も経っていないが、個人的にはものすごく密度の高い6日間だった。卒論の最後の追い込みをしていたら文章や出典を大量に追加することとなり、何度も印刷をやり直し、やっと最終稿ができたのが昨日のこと。
本日無事卒論を提出し、また誕生日を迎えたのでお祝いとして何か自分にプレゼントを買うことにした。

プレゼントといえば、僕はよく誕生日やクリスマスに父親に鉄道模型Nゲージ)を買って貰っていた。高校以降いろいろ忙しくなってしまいすっかり模型をいじれなくなってしまったが、時間に余裕ができてきたら再開したいとは思っていたのが昨今。そこでこの春休みを利用して何か鉄道模型のキットを買って組んでやろう—と考えた訳である。

実家には父から貰ったカトーのEF62が1両ある。3軸ボギー台車を2つ履いたこの機関車、1両だけでは寂しかろう。機関車なのだから御誂え向きの客車を拵えてやろう、そう思い立った。
なお僕は一応鉄道好きではあるがマニアではないので細かいところは誤っている可能性が高い。この点はご了承頂きたい。

カトーのEF62は確か急行妙高の牽引機とすることを想定して発売されたものである。カトーから発売された急行妙高の編成は以下の通り。
・オユ10(郵便車)
・マニ37(荷物車)
・オロネ10
・オハネフ12
・オハネフ12
・オハフ33 
・オハ47
・オハ47
・オハフ33 
(ちなみに「ネ」は寝台車、「ロ」は2等車/グリーン車、「ハ」は3等車/普通車、「フ」は緩急車)

これを元にバラ売りのキットを組むことにする。このラインナップなら、グリーンマックスのキットを組んでもできるのでは?そう考えて調べてみるとグリーンマックスから「寝台急行セット」という、ちょうど良いキットが出ていた。内容は以下の通り。
・スロ62
・オロネ10
・スハネ16
・オハネ12
・オハネフ12

つまりオロネ10とオハネフ12はこれで揃う。他も活かせないものか…と考え、実際の急行妙高の編成を調べてみると1968年10月のダイヤ改正から1975年3月のダイヤ改正まで寝台車部分は
・オロネ10
・スハネ16
・オハネフ12
で組まれているようだ。つまりこれで3両は揃った訳だ。
郵便車・荷物車はバラ売りされているのでOK。問題は座席車部分である。オハフ33もオハ47もそれそのものはグリーンマックスからは出ていないようなのだ。
オハ47はスハ43の台車を替えればできる。オハフ33 はオハ35形式の車掌室がある型なので妻面を替え、窓を一部小さくすれば再現可能だろう。雰囲気重視で大工事はしないつもりだがこの程度ならプラ板とパテで多分できる。

という訳で、グリーンマックスの「寝台急行セット」およびオユ10、マニ37、スハ43、オハ35を購入した。
これからちまちま作っては進捗でもあげようと思う。