遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

歌の響きをぼくが聴けば(院試日記Ⅱ 10日目)

心理状態の振れ幅の制御が効かないので、今日も1日の半分を漠然とした絶望感の中過ごしていた。院試の勉強が厭になる、ということは本心では自分には進学の意図がないのではないか?と疑いたくもなる。これはある意味では正しいのだろう。やりたいことなんて無いのである。不幸にも生まれてきてしまったので、仕方なく生きているだけなのだから。自分がやりたいと思っている研究なんて所詮全部、そう錯覚しているに過ぎないのだ。そもそも生まれてこなければこんな思いもしなくて済んだのに。企業は製造物に対して責任を取らねばならないが、親は取る必要はないのだろうか?別に望んで生まれたわけでもないのに。

こんなことを言いながらも僕が未だに生きているのは—そしておそらく10年後も生きていると思われるのは—単に死には痛みが伴うから、という理由に他ならない。だから仕方なく生きながらえているのだ。

どうせ、ろくなこともないのに。

 

今日の記録

独文和訳を2題、英文和訳を1題。実際の試験時間は英独併せて2時間なのでそれに即して実施。復習込みで3時間ほど。