遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

ある若者があるお嬢さんに恋をした(院試日記Ⅱ 11日目)

雨と雪ならば、気持ち雪の方がマシだと思ってしまうのは、僕が長野県松本市という微妙な土地で育ったためだろう。松本の年間降雪量はそれほど多くなく、とは言っても東京や大阪よりは雪への備えはあるために、交通やインフラが寸断されるということはあまりない。それを基準にしてしまっているので北日本や北陸ばりの豪雪の恐ろしさは知らないし、大都市は比較的少ない降雪でも機能が低下するという感覚にも慣れないのだ。そうしたことを加味すると、雨より雪の方がいいと思ってしまう。雪ならば傘がいらないのだ。

現在時刻は午後7時半。北摂の天気は雨である。生活習慣が崩壊して3日目になり、つい3時間前にやっと起き、なんとか家を出たところなのだ。朝に起きて夜に眠る生活を取り戻すためには、今日は一夜を徹するしかないだろう。そのためにこれから大学に向かうつもりなのである。朝になったら一度シャワーを浴びに帰ってまた登校しよう—これがうまく行くとも思えないが、そうでもしないと院試に寝坊しかねない。

 

今日の記録

独文和訳を2題と英文和訳を1題。だいたいこのペースでやっている。明日からはもう少し増やして本番に備えるとしようか……