遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

院試のあとで

去る2月2日、無事(?)大学院入試を終え、今日は一日中ダラダラと過ごしていた。

2月はなんだかんだ忙しく、今後会期終了の迫る李禹煥展に行く時間が無さそうなことに気づき、今日行っておけばよかったと後悔している。

 

さて院試だが、筆記試験は例年通りの英文和訳とその他外国語和訳が1題ずつ。英語はそこまで難しい文章ではなく、よくあるタイプの内容の文章だったので比較的スラスラ読むことができた。例年より易しい印象だ。

独語はアドルノの文章からの抜粋。これが難しいのか否か、判別できるほどの能力は僕にはないのだが、教授曰く「そこそこ難しい」らしい。詳しい内容を言うと問題がありそうなので伏せるが、だいたいの筋は追うことはできたかと思う。ただ、かなりわからない単語が多く苦労した。

口頭試験は主に今後のキャリアの話をして終了した。正直筆記試験の準備にてんやわんやだったせいで、どこの大学のどの先生のところに留学したいかとか、どのように語学力を磨くかとか、そういったことにあまり頭が回っていなかったので割と虚を突かれたような気持ちになった。

 

そんなこんなで午後4時過ぎに院試が終わった。解放感がないと言ったら嘘になるのだが、まだ実感が湧いていないというのが正直なところだ。結果発表は一週間後。その時僕は東京にいるのでリアルタイムで結果を知ることができない。帰ってきた先に待っているのは天国か地獄か……

 

しかし仮に残念な結果に終わったとしても、なんとか自分の人生を生きていくために努力したいな、と思えるような試験だった。とりあえず今日は休むことにする。