遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

生きていくのにはお金が必要である

大学院に行くのはいいが学費は出せないと親から告げられた。まあそれはしょうがない。大学4年間を奨学金なしで過ごすことができたのは両親のおかげなので文句はない。大学を卒業した後になっても親の脛を齧るのは世間的に見たらモラトリアム人間にしか映らないだろう。まあ本音を言えば齧って生きていきたいが。

 

そんなわけで来年からは奨学金という名の借金を考えている。また、入学費や前期の学費(振り込み期日が5月末なので奨学金では間に合わない)のために今から貯金をすることにした。1ヶ月2、3万ほど貯めていけたらいいかな、程度に思っている。バイトはこの調子ではろくにできないのであてにできないのが辛いところ。

 

これはぼくの悪いところなのだが、ちょっとお金があるとすぐ使ってしまう。月の初めの方は羽振りが良いが、後半になるとギリギリの生活になってしまう。べつにぼくはKAT-TUNではないのでギリギリでいつも生きていたいわけではないし、Realを手に入れるどころか現実から目を背けている。そんなぼくも親からの援助打ち切りを前にしてそろそろ質素な生活を心がけようと思い始めた。

皮肉なことに今月はコロナのせいで外出が激減したので支出が減り、結果として口座に余裕がある。この調子で貯金を遂行していきたい。

 

しかし学費以外にも必要な出費はあるし買い換えたいものもある。使っているスマートフォンは充電がすぐなくなるのでそろそろ買い換えたい。新しいiPhone SEが出たのでそれを検討している。まあ安いとは言え4万円の出費はバカにならないので余裕ができたらの話である。あと引っ越しもしたいと考えている。現在の住まいは悪くはないがいささか手狭なのだ。6畳間にベッドを置き、反対側の壁にカラーボックスを4つと姿見とテレビを並べたら居住空間は真ん中の細いスペースだけだ。せめて8畳の部屋に住みたい。あと壁が薄くて夜な夜な隣人の営みが漏れ聞こえるのが辛い。2人でお楽しみなところに対抗するように、こちらはチェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルによるブルックナーを再生するのが日課である。

 

閑話休題、いくらお金の使い方をあれこれ考えても院試に落ちたら元も子もないので今は勉強である。ドイツ語のことばかり気にかけていて美術史と英語の勉強を忘れていたのでそちらにも取り掛かろうと思った今日この頃である。