遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

春を前に思うこと

もう春と言ってもいいのだろうが、気持ちとしては春は4月からなのでまだ冬ということにしておく。そもそも信州人の感覚としては3月はまだ寒いし、4月に入っても桜なんぞ咲く予感さえしないのである。まあ、昨今はコロナウィルスの影響で季節の移ろいに想いを馳せる暇もないのが現実ではある。

 

さて。

気付けばぼくも春から4回生となる訳で、大学院入試をいよいよ意識せねばならなくなってきた。ぼくの大学の院試は9月と2月の2回があるのだが、できれば秋に決めてしまいたいものである。

そろそろそれに向けての勉強を始めることとした。

1番のネックは独語である。なんせ1、2回生の頃ろくに勉強せずに中の下程度の成績でなんとか試験をパスしてきたので、文法も語彙もお粗末なものなのである。とりあえず方法としては

1. 単語帳による最低限の語彙の獲得

2. 教科書並びに参考書による基礎文法の定着

3. 論文和訳

を並行することにした。1.については本来知っておくべき単語さえすっかり抜け落ちているので、恥を忍んで初歩的なものからやり直すこととした。致し方ない。なんせ論文中の単語の意味を知るべく辞書を引いたら太字の重要単語だったなんてことがザラなのだ。

本日は午前中はバストロンボーンを練習し、午後は独語に費やした。なんだろう、なんだか高校3年の受験シーズンを思い出す。あの頃はただただがむしゃらに机に向かっていたわけである。大学に入ってからなんとまあ、堕落してしまったものか。今からでも立ち直りたいものだ。

ひとつ、頑張ってみよう—そう思った。

 

ちなみにぼくは家で勉強するのがこの上なく苦手で、図書館かカフェーにいかねば進まない野郎なのであるが、コロナウィルスのせいで外に出るのが憚られるのが悲しい。