遥か、もち巾着。

もしもって思ったら何かが変わるわけでもないし

土砂降りのあとで(院試日記 10日目,11日目)

昨晩はひどい雨だった。ここのところ短いスパンで雨が降ったりやんだりしているため、洗濯をするタイミングを逃してしまっている。外出をしないために洗濯物のかさが減っているのは幸いなことか。

 

起きてみると久々に晴れ間が見えていたので、洗濯をすべくベランダに出た。安アパートらしく洗濯機は外に置くようになっているのだ。故郷の信州だったら冬は凍結して使えないだろうな、と何度も思ったものである。リノリウム張りのベランダは排水溝こそあるものの、これも安アパートらしくちっとも水が引く気配がない。あらかたどこかで詰まっているのだろう。

 

洗濯がし終わるまでの時間を使ってメールのチェックをし、独語論文を読み進めた。以前参考書だったか単語帳だったかの前書きで「英文を読むのに何度も辞書を引いている人の問題は根本的に語彙が不足しているところにある」「90分グラウンドを走る体力がないのにサッカーをしようとしているもの」と書いてあったのを読んだ覚えがある。なるほど、ドイツ語の文献を独和辞典片手にヒィヒィ言いながら読んでいるぼくにとっては何とも身に染みる言葉である。少なくとも1度出てきた言葉はそれっきりで覚えてしまいたいものである。日を重ねるごと、齢を重ねるごとに自分がいかに凡人かと謂うのを思い知る。凡人は凡人なりに泥臭い努力をしなければならないのである。

 

昨日の記録

研究関係(含 独語) 4h

 

今日の記録

研究関係(含 独語) 3h

独語(過去完了形) 1h

計 4h

 

ギアを入れ直さねばな。